毎日何を楽しみに生きているか。
友人を話していてそんな話題になった。
その友人は結婚していて子供も2人いる。
やりがいのある仕事(と私は勝手に思っている)もあって、私より全然充実した人生を送っているように思う。
それなのに「人生つまらない」と言う。
少し前に宋世羅先生のYouTubeで「お金を使わない楽しみがある人と、ない人」という動画を観た。
お金を使わない楽しみをいっぱい持ってる人、そこを自分で作り出せる人が本当の意味で人生を楽しんでるんじゃないかというお話。
楽しみには、「外の楽しみ(美術館に行って絵を観る)」、「内の楽しみ(白画用紙に自分で絵を描く)」の2種類があって、外の楽しみはチープなんじゃないかと。
お金を払って外の楽しみから得られる刺激があるのは間違いない。
だけど、今の生活や、やっていることの中で自分の楽しみを作り出せるか、というのが重要である。(という主旨の動画であったと解釈した)
これはもう異論なし。
さすが宋先生です。
お盆に甥っ子たちが長いこと滞在してた。
じいちゃん(私の父)と野球したり、畑で採れたぶどうを食べたり、宿題やったり、思う存分遊んで帰っていった。
私は私で、料理をふるまったり、一緒にピアノ弾いたりした。
うちは決して裕福ではなくて、両親は何を楽しみに生きているんだろうって思ってた。
だけど、かわいい孫がお盆やお正月に遊びに来てめんどう見たりできるっていうのは結構幸せなことなんじゃないかと気づいた。
もしかしたら両親は内の楽しみ作りマスターなのかもしれない。
そういう私も、昔と比べて内の楽しみを見つけるのがうまくなった。
旬の食材と使って美味しく料理ができたり、大好きな曲をピアノで弾けるようになったり、YouTubeでためになる動画に出会ったり、天気がいい日にお洗濯ができたり、観葉植物から新しい芽が出てきたのを発見したり、日常でちょっとした楽しみを見つけて幸せだと感じられる。
もちろん、たまには自分へのご褒美(外の楽しみ)も必要。
バランスが大事。